ツバサ




君が翼を広げて

さようならを言おうとしたから

俺は慌ててその口を塞いで

腕の中に閉じこめた





君は気付かなかったかも知れないけれど

俺は泣いてたんだ

いつも


何が淋しいんですか、私。


モドル