気分で体育館へと回ってみる2人。
 ふと、体育館の中からピアノの音が。

エッジ「体育館にピアノなんてあったっけ?」

ブレット「特別な時以外にはなかったと思うが…」

 体育館の扉は開いている。
 2人は中へと踏み込んだ。

エッジ「リーダー、あそこ!」

 舞台の上に立っている一人の男を発見。

ブレット「アドルフ…!?」

アドルフ「ん? ああ、ブレットにエッジ。
      体育館に何か用か?」


エッジ「いや、別に…」

アドルフ「今日は休日だからか、
     誰もいなくて体育館が寂しいな」


ブレット「…そうだな」

エッジ「ところでさっき、こっからピアノの音が
     してたような気がしたんだけど」

アドルフ「ああ、アレは俺が口で歌ってたんだ」

エッジ「嘘ッ??!」

ブレット「匠の技だな」

アドルフ「ハハハハ。訓練すれば誰でも出来るさ」

エッジ「出来ない出来ない;;;」

ブレット「今度教えてくれないか?」

アドルフ「構わないぞ。ブレットならすぐにマスターできるだろう」

ブレット「そいつは光栄だな」

エッジ「(まぁ基本的に同じ声だしな)」

アドルフ「エッジ、裏設定に関してツッコむな」

エッジ「(読まれたッ?!)」

ブレット「どうかしたのか?」

アドルフ「たいしたことじゃないさ。なぁ、エッジ?」

エッジ「あ、…ああ、なんでもない」

ブレット「そうか、ならいいが…」

アドルフ「ところで、バスケの試合でもなんでもないなら、
      どうして休日にこんなところに来たんだ?」


ブレット「ああ、それはな…」

エッジ「(ワラシベチョウジャ)」

ブレット「かくかくしかじかというわけで」

エッジ「古典的ッ!!!!」

アドルフ「…なるほどな」

エッジ「って、俺のが伝わったのかリーダーのが
    伝わったのかわからねぇっ!!」


アドルフ「どっちも伝わってるよ」

エッジ「どっちもかよ!!」

ブレット「流石だな」

アドルフ「伊達に謎キャラはやってない」

エッジ「謎キャラ??」

ブレット「気にするな」

アドルフ「…しかし俺には、交換出来るような物はないな」

ブレット「そうか…」

エッジ「残念だな」

アドルフ「言ってしまうと、さっき交換したものも
     すでにお前らの手にはないんじゃないか?」


エッジ「………え?」

ブレット「…………確かに…」

 なべつかみを入れておいたはずのポケットを探り、
 そこに何もないことを確認するブレット。

エッジ「どっかに落としたのか!?」

アドルフ「ここへ向かう途中、渡り廊下で落としたんだ」

ブレット「あそこか」

アドルフ「しかしそこにはもうないな。野良犬のタマが
     くわえて持っていったみたいだ」


エッジ「犬なのにタマなの?!」

ブレット「お前のツッコミはそこなのか」

エッジ「…っていうか、何処まで俺たちの行動知ってるんだっ?!;;;」

アドルフ「なに、ちょっとタイムテレビでな…」

エッジ「ドラえ●んの秘密道具だーーーっ!!!!」

アドルフ「エーリッヒの発明だよ

エッジ「嘘オッ!!?」

ブレット「あいつは良識系キャラだと思ってたんだが…」

アドルフ「この世界にはへたれか変人しかいないのさ」

ブレット「…真理だな」

エッジ「俺はどっちだ…?;;;」


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