実はくまエーリッヒさんは、
街の外に出るのははじめてでした。
どきどきしながら車窓の外を眺めます。

この線路の繋がるどこかに、
くまシュミットさんはいるのでしょうか。


さて、最初の駅に降りました。


…ん?
よく…見てみよう。



――――!!!!!!


見つけた?!
いきなり??!

「シュミット!!」

くまエーリッヒさんはお店に駆け込みました。

しかし、少し高価な小物やインテリアのほかは
何も見つかりませんでした。
くまシュミットさんもいませんでした。

くまエーリッヒさんはがっかりしました。

このお店はフランクフルトに存在します(笑)。


仕方なく、くまエーリッヒさんは次の街へと向かいました。

そして。



……ん??
よく…見てみよう。



――――?!!!?!!!!?!!!!!?


見つけた?!
今度こそ??!
っていうかアイゼンシュミットってこんな名前で
この店大丈夫??!!(笑)


「シュミット??!」

また、くまエーリッヒさんはお店の中に駆け込みました。
しかし、このお店はバーでした。
当然のように、くまシュミットさんの姿はありませんでした。


このお店は、フュッセンに存在します。


「…………シュミット…………。」


ちっとも見つからないくまシュミットさんに、
くまエーリッヒさんはもっと淋しくなってしまいました。


そのよん へ。







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